専攻医の研修
呼吸器領域における高度な利用を提供する礎となる臨床研究や基礎研究を推進します。
専門的かつ総合的な診療の指導を行います。 集学的治療を行うために関連する診療科と合同カンファレンスを行い最新で最適の医療を提供します。
診断や地用の知識を統合し「体系的に考える力を有する意思」すなわち「総合的な治療能力を有する呼吸器内科医」の育成を目指します。

3年間で幅広い
臨床経験を積める

専攻医の経験に
応じた研修プログラム

指導医のもとで
実践的なスキルを学べる

いろいろな病院と連携して
役割を分担
STORY わたしの研修ストーリー

専攻医
一山 康Ichiyama Yasushi
2024年入局
2022年山口大学卒
わたしは初期研修後、1、2年目に専門研修基幹施設である山口大学医学部附属病院で研修を行い、3年目に研修連携施設の山口宇部医療センターで研修を行う予定です。
専門研修1年目
山口大学医学部附属病院
担当患者数:28名(内、外来10名)
山口大学では、チーム制の診療で、指導医・先輩医師からの密な指導を受けることが出来ました。特にクライオ生検や、間質性肺炎における集学的検討(Multidisciplinary Discussion: MDD)を実施していることは、当院の研修の強みだと思います。
専門研修2年目
山口大学医学部附属病院
担当患者数: 79名(入院)
2年目からは担当患者も増え、より主体的に診療にあたる機会が増えました。多職種との連携の重要さも実感しました。
専門研修3年目
山口大学医学部附属病院
担当患者数:371名(一般病棟の往診)
連携施設での研修では、より幅広く多くの患者さんを診療します。大学での経験を活かし、より研鑽を積むことが出来ます。
WEEKLY PLANNER どんな一週間?

08:00〜08:30 | 抄読会 |
---|---|
08:30〜12:00 | 病棟業務 |
12:00〜13:00 | 昼食・休憩 |
13:00〜16:00 | 気管支鏡検査 |
15:00〜17:30 | 病棟業務・救急対応 |

月・水・金の午後は気管支鏡検査を行っています。

08:30〜12:00 | 病棟業務 |
---|---|
12:00〜13:00 | 昼食・休憩 |
14:00〜14:30 | 教授回診 |
14:30〜16:00 | 全体カンファレンス |
16:00〜17:30 | 病棟業務 |

回診やカンファレンスでのプレゼンテーションを行います。

08:30〜12:00 | 病棟業務 |
---|---|
12:00〜13:00 | 昼食・休憩 |
13:30〜16:00 | 気管支鏡検査 |
16:00〜17:00 | 病棟業務・救急対応 |

入院患者さんの診療や、救急対応も行います。

08:30〜12:00 | 外来業務 (外勤先病院) |
---|---|
12:00〜13:00 | 昼食・休憩 |
13:00-17:15 | 外来業務・気管支鏡検査 (外勤先病院) |

外勤先の病院では、呼吸器内科専門医が常在し、1年目でも相談しながら診療することが出来ます。

08:30〜12:00 | 病棟業務・救急対応 |
---|---|
12:00〜13:00 | 昼食・休憩 |
13:00〜14:00 | 多職種カンファレンス |
14:00〜16:00 | 多気管支鏡検査 |
16:00〜18:00 | 病棟業務 |

CTの読影や検査データをまとめ、治療方針を検討することも呼吸器内科として重要です

18:00〜 | 趣味や食事会など |
---|
月曜日以外は早めに帰れることが多いので、趣味の時間や友人との食事会を楽しんでいます。
PROGRAM 研修プログラム
各資格(学位、専門医、指導医)取得までの道のり
医師年数 | 1-2年 | 3年 | 4年 | 5年 | 6年 | 7年以降 | 12年以降 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
サブスペシャリティー コース |
初期臨床研修 | 呼吸器・感染症内科または関連病院 (関連学会認定施設)での専門研修 |
大学病院 大学院 留学 関連病院 開業 他施設就職 |
||||
大学院コース | 大学院 | ||||||
大学院 | |||||||
各資格 | 学位取得 | ||||||
内科医認定 | 総合内科専門医 呼吸器専門医 気管支鏡専門医 アレルギー専門医 感染症専門医 |
呼吸器指導医 気管支鏡指導医 アレルギー指導医 感染症指導医 |
◎大学院コース
本人の希望によっては、呼吸器・感染症内科或いは、関連病院での専門研修後の入学も可能です。
FACILITIES 連携施設
研修連携施設では、呼吸器感染症の最前線で高度な診療を学べます。結核や肺炎などの感染症治療に加え、免疫不全患者の管理や最新の抗菌薬療法にも対応。地域医療機関と連携し、総合的な呼吸器診療のスキルを磨ける環境を整えています。